
- SESやSIerからWeb系やスタートアップに移りたい
- 自社開発ではなく、受託開発がメインでやりがいを感じない
- 社内の開発環境が古く、モダンな技術を学ぶ機会がない
- PM/PLに昇進したいが、その機会がない
- エンジニアではなく、ITコンサルタントや別の職種にキャリアチェンジしたい
・・・いかがでしょうか?
システムエンジニア(SE)として転職を考える中で、各自色々な悩みがあるのではないでしょうか。
そんなときには、システムエンジニアへの転職支援に強い転職エージェントやサイトの利用を検討してみてください。
転職エージェントを利用するメリットとして、次のような点が挙げられます。
- 市場価値の把握やキャリア相談
- スキルに合った求人の提案
- 未経験者への支援
- 転職後のフォロー
ただし、担当者の知識不足や求人の偏り、スカウトメールの多さなど、デメリットも存在します。
当記事では、「システムエンジニア(SE)」向け転職エージェントについて編集部が徹底調査。
各種サービス情報を徹底比較した結果から、おすすめのサービスを紹介しています。
また、職種や希望条件に応じたおすすめのエージェントも紹介し、選び方のコツについても解説しています。
【2025年版】システムエンジニア(SE)におすすめの転職エージェント・サイト10社を徹底比較!
2025年現在、編集部が徹底調査した結果をもとに、システムエンジニア(SE)におすすめの転職エージェント・サイトを紹介。
各種サービスの特徴やおすすめポイントなども比較していますので、登録先を選ぶ際の参考にしてみてください。
社内SE転職ナビは自社内での開発・運用に興味があるエンジニアにおすすめ
- 社内SE特化型の転職支援(業界トップクラスの求人数)
- 大手・有名企業との強力なネットワーク
- 高い満足度と充実したサポート
自社内での開発・運用に興味があるシステムエンジニアに「社内SE転職ナビ」はおすすめです。
一般的なIT転職サイトとは異なり、社内SE専門の転職支援サービスだからです。
たとえば求人の面でみても、社内SEに特化した求人を多数取り扱っており、非公開求人が全体の70%を占めています。(※)
また公式サイトを確認すると、日立製作所、NTT西日本、サイバーエージェント、コナミグループ、三菱自動車工業など、業界大手の社内SE求人を紹介可能となっています。
さらには、提携社内SE求人の平均25.6社という豊富な選択肢があり、自分に合った環境を見つけやすいのも特徴です。(※)
実際、紹介企業の満足度は120%(面談前後の評価比較)と非常に高く、転職後の定着率も高水準なことがわかります。(※)
ちなみに、年収900万円以上のインフラエンジニア求人など、高待遇の案件も多く、キャリアアップを目指す方にも適しています。
SE未経験者でも相談可能となっているので、エンジニア市場の最新動向を知る機会としても活用してみてはいかがでしょうか。
※「社内SE転職ナビ」公式サイトより(2025年2月22日時点)
キッカケエージェントは手厚いサポートを受けながら転職したいシステムエンジニアにおすすめ
- 圧倒的な満足度と実績
- 量より質を重視した転職サポート
- 大手企業・優良企業への転職実績が豊富
手厚いサポートを受けながら転職活動したいシステムエンジニアには、「キッカケエージェント」がおすすめです。
ITエンジニア特化型の転職エージェントとして、大手にはできない個別サポートや高精度なマッチングを提供しているからです。
なかでもキャリア相談の質の高さや、企業ごとに最適化された面接対策が充実しています。
たとえば、年間1552名のキャリアアドバイス実績を持ち、転職者のリピート利用希望率96%という圧倒的な満足度を誇ります。(※)
さらに、履歴書や職務経歴書の添削だけでなく、応募企業ごとの「実際の質問リスト」や「評価ポイント」まで提供するので、他社よりも準備を整えられます。
求人紹介の面に関しても量よりも質を重視していて、30~40社の同時応募を推奨せず、求職者に適切な企業を厳選紹介。
大手企業への転職も可能で、ソフトバンク、サイバーエージェント、トヨタシステムズ、マネーフォワード、PayPayカードなど、公式サイト上で数多くの実績が紹介されています。
上記の調査結果から、キャリアアップやライフワークバランスによる転職を考えているシステムエンジニアにおすすめのサービスです。
※「キッカケエージェント」公式サイトより(2025年2月22日時点)
ウィルオブテックはスピーディーに転職を成功させたいシステムエンジニアにおすすめ
- スピーディーな転職支援と高い満足度
- 高い年収アップ実績とキャリア支援
- 国内トップクラスのコーディングテストを導入
スピーディーに転職を成功させたいシステムエンジニアには、「ウィルオブテック」がおすすめです。
最短1か月、平均2か月半で転職成功を実現するスピーディーな支援が可能となっているためです。(※)
また、ただ転職までのスピードが速いだけなのではなく、転職後の定着率97%という高い満足度を誇っています。
さらには、キャリアアップやスキル向上に必要な支援を提供している点も強みです。
公式サイトの情報によると、年収130万円UP(SES→自社開発エンジニア)や年収60万円UP(大手サイバーセキュリティ企業へ転職)など、実際に多くのエンジニアがキャリアアップを実現しています。(※)
また、国内トップクラスのコーディングテスト「Track Test」を導入しており、模擬受験を通じてスキルを可視化し、選考通過率を向上させることが可能です。
キャリアアドバイザーには元エンジニアやIT業界出身者が多数在籍し、面談満足度90%を誇る高品質なキャリア相談が受けられます。(※)
ウィルオブテックは非公開求人が全体の7割を占めているので、すべての求人に目を通してたいシステムエンジニアさんは、まずは無料相談の申し込みからはじめてみてください。(※)
※「ウィルオブテック」公式サイトより(2025年2月22日時点)
TechClipsエージェントは高待遇を希望しているシステムエンジニアにおすすめ
- 転職後1年以内の離職者ゼロを更新中!(※)
- 年収アップ率95%!(※)
- 現役エンジニアがキャリアコンサルタントとして対応!
TechClipsエージェントは、高待遇を希望しているシステムエンジニアにおすすめです。
「高マッチング率」「高年収求人の提供」「エンジニア視点での転職サポート」に強みを持つからです。
転職後1年以内の離職者ゼロを継続中で、マッチング精度の高さが証明されている点からもいえることでしょう。(※)
収入面でみると、求職者の95%が年収アップを実現している点も注目です。
現役エンジニアのキャリアコンサルタントが、あなたのスキルやキャリアを適切に評価し、最適な求人を提案できているからこそ可能となっています。(※)
また、TechClipsエージェントは1000社以上の豊富な求人を保有し、SIerやSESから事業会社への転職実績も多数あります。(※)
上記理由から、システムエンジニアとしてより良いキャリアを築きたい方は、ぜひTechClipsエージェントを検討してみてください。
※「TechClipsエージェント」公式サイトより(2025年2月22日時点)
Greenは効率的にシステムエンジニアの求人を探したい方におすすめ
- IT業界最大級の求人数(15,000件以上)(※)
- 企業の担当者と直接やりとりができる仕組み
- フルリモート・副業OKなど多様な働き方に対応
Greenは、効率的にシステムエンジニアの求人を探したい方におすすめの転職サイトです。
IT業界に特化した転職サイトとして、求人数が15,000件以上と業界最大級と豊富なためです。(※)
もちろん、システムエンジニアの求人に関しても、様々な企業の求人情報を網羅しています。
公式サイトを確認すると、年収アップを目指せる求人や、自社開発企業・スタートアップなどが取り揃っています。
Greenが多種多様な企業と連携しているからこそ可能といえるでしょう。
さらに、Greenでは企業の担当者と直接やり取りできる点も魅力です。
スカウト率も60%以上と高く、企業からのオファーのチャンスも期待できます。(※)
また、企業の雰囲気が分かる写真も数多く掲載されているため、ミスマッチを防げるのも大きなメリットです。
システムエンジニアとして、より多くの求人情報に目を通したい人にとって、Greenは登録しておきたい一社といえるでしょう。
※「Green」公式サイトより(2025年2月22日時点)
マイナビIT AGENTは年収アップを目指すシステムエンジニアにおすすめ
- ITエンジニアの年収アップ実績が豊富
- 豊富な求人案件(非公開求人含む)
- 充実した転職サポート(応募書類・面接対策・条件交渉)
マイナビIT AGENTは、年収を上げたいシステムエンジニアにおすすめです。
2021年10月~2022年9月の実績では、転職者の大半が前職の年収を超える結果が出ています。(※)
また、求人数も23,000件以上と業界最大級の規模を誇っています。(※)
非公開求人も5,795件と豊富で、大手企業や成長企業への転職も可能です。(※)
夜間・土曜の相談対応、面接日程の調整や給与交渉の代行など、在職中でも転職活動しやすい点も魅力といえるでしょう。
システムエンジニアとして現在よりも収入アップを目指している方は、マイナビIT AGENTの活用を検討してみてください。
※「マイナビIT AGENT」公式サイトより(2025年2月22日時点)
ギークリーはキャリアアップを目指しているシステムエンジニアにおすすめ
- IT・Web・ゲーム業界特化で37,000件以上の豊富な求人(2025年1月時点)
- キャリアアドバイザーが100名以上在籍し、専門的なサポートを提供
- 応募書類の添削や面接対策のサポートが充実し、転職成功率が20%UP(2022年12月時点)
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界でシステムエンジニアとしてキャリアアップを目指している人におすすめです。
100名以上のキャリアアドバイザーが在籍しており、システムエンジニアのスキルやキャリアプランに沿った適切なアドバイスを受けられます。(※)
応募書類の添削や面接対策も手厚く、書類選考通過率の向上が期待できるため、転職成功率が20%UPするという実績もあります。(※)
業界特化型の転職エージェントであり、求人数が37,000件以上と非常に豊富で、大手・有名企業の求人案件も多く含まれています。(※)
たとえば、サイバーエージェント、Cygames、DMM.com、NTTデータなどの大手IT・ゲーム企業の求人などが挙げられます。
上記理由から、IT・Web・ゲーム業界でシステムエンジニアとして活躍したい方は、ギークリーの活用を検討してみてください。
※「ギークリー」公式サイトより(2025年2月22日時点)
レバテックキャリアは転職候補先の企業研究をしたいシステムエンジニアにおすすめ
- IT・Webエンジニア特化で業界最大級の求人38,000件以上(※)
- 転職成功率96%&3人に2人が70万円以上の年収アップ(※)
- 年間7,000回以上の企業訪問で職場環境の詳細情報を提供(※)
レバテックキャリアは、転職候補先の企業研究をしたいシステムエンジニアにおすすめにおすすめです。
年間7,000回以上の企業訪問を行い、求人情報だけでなく、職場の雰囲気や開発環境、エンジニアの評価制度まで細かく把握しているためです。(※)
企業側の現場状況を熟知しているキャリアアドバイザーが職務経歴書の添削や企業別の面接対策もサポートしてくれるのは、レバテックキャリアならではの魅力といえるでしょう。
上記とあわせてテクニカルヒアリングを通じて、自分のスキルや市場価値を正しく評価し、最適な求人を提案してもらえます。
また、3人に2人が70万円以上の年収アップを実現しており、実際の転職成功率は96%という高水準を誇ります。(※)
業界最大手の企業から成長中のベンチャー企業、自社開発企業やリモートワーク可能な求人等、求人情報も充実しています。
レバテックキャリアに興味がある方は、公式サイトを確認してみてください。
※「レバテックキャリア」公式サイトより(2025年2月22日時点)
ワークポートは未経験からシステムエンジニアへ挑戦したい人におすすめ
- 求人数11万件以上 & 全国47都道府県に拠点展開
- IT未経験者向け無料スクール「みんスク」
- 転職コンシェルジュによる充実した転職サポート
ワークポートは、未経験からシステムエンジニアに挑戦したい人におすすめです。
未経験者向けの無料スクールをはじめ、サポートできる体制が整っています。
具体的にいうと未経験者向けの「みんスク」では、基礎的なプログラミングスキルを無料で学びながら転職活動が可能です。
システムエンジニアの求人を多数保有しているのはもちろん、全国どこでも対面で相談できる拠点を完備しています。(※)
また、ワークポートの転職コンシェルジュは、以下の点もフルサポート
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 企業ごとの選考ポイントの提供
- 面接日程の調整
- 退職交渉のアドバイス
上記理由から、実務未経験でもシステムエンジニアとしての第一歩を踏み出す際におすすめの転職エージェントといえるでしょう。
※「ワークポート」公式サイトより(2025年2月22日時点)
クラウドリンクは自由な働き方を実現したいシステムエンジニアにおすすめ
- フルリモート・フレックス求人が豊富
- 利用者の80%以上が年収アップを実現
- 最短2週間での内定獲得が可能
クラウドリンクは、自分に合った働き方を実現したいシステムエンジニアにおすすめです。
IT業界に特化した転職エージェントであり、特にリモートワーク可能な求人や柔軟な働き方ができる案件を多く保有しているからです。
たとえば、常時700件以上のリモート求人や200件以上のフルリモート案件があり、通勤不要で全国どこからでも働ける環境を提供しています。(※)
また、利用者の80%以上が年収アップを実現しており、平均で58.3万円の年収増加が報告されている件から実績面でも問題ありません。(※)
リモートワークの求人が豊富なことに加え、クラウドリンクでは最短2週間で内定が決まるスピーディーな転職支援を行っており、すぐに転職したい方にもおすすめです。
※「クラウドリンク」公式サイトより(2025年2月22日時点)
条件別におすすめのシステムエンジニア向け転職エージェント・サイト
システムエンジニアで転職を考えている人の中には、希望条件がある程度イメージできている人も多いのではないでしょうか。
この章では、条件別におすすめのシステムエンジニア向け転職エージェント・サイトを紹介しています。
気になる希望条件があれば、チェックしてみてください。
未経験・経験が浅いシステムエンジニア向けの転職エージェント・サイト
未経験・経験が浅いシステムエンジニアには、「ワークポート」「クラウドリンク」「レバテックキャリア」がおすすめです。
ワークポートでは無料のITスクール「みんスク」を運営しており、未経験からエンジニアに転職するための学習支援を行っています。
クラウドリンクはフルリモートやフレックス勤務の案件が多く、実務経験が少なくても柔軟な働き方が可能な企業への転職をサポートしています。
レバテックキャリアでは、エンジニア専門のキャリアアドバイザーがスキル診断やキャリア相談を行ってくれます。
未経験でもキャリアアップが見込める求人紹介を期待できるので、希望の方は検討してみてください。
サービス名 | おすすめ理由 |
---|---|
ワークポート | 無料のITスクール「みんスク」を運営し、未経験者でもエンジニア転職をサポート |
クラウドリンク | フルリモート・フレックス勤務の求人が豊富で、柔軟な働き方が可能 |
レバテックキャリア | エンジニア専門のキャリアアドバイザーがスキル診断やキャリア相談を実施 |
社内SEや自社開発企業への転職に強いエージェント・サイト
「TechClipsエージェント」「社内SE転職ナビ」がおすすめです。
TechClipsエージェントは首都圏の事業会社・自社開発専門の転職エージェントとして、社内SEや自社開発企業の求人情報も豊富です。
社内SE転職ナビは、その名の通り社内SEに特化した求人を専門的に扱い、企業の詳細情報を提供しながら転職をサポートしています。
さらに、社内SEや自社開発企業は人気が高いため、複数のサービスへ登録して色々な求人情報をチェックしてみてください。
以下、各サービスの比較表となりますので、参考にしてみてください。
サービス名 | おすすめ理由 |
---|---|
TechClipsエージェント | 首都圏の事業会社・自社開発専門の転職エージェントとしての強みを持つ |
社内SE転職ナビ | 社内SE特化型のエージェントで、企業の詳細な情報を提供しながらサポート |
ITコンサルタント・PM/PLへのキャリアチェンジを希望するシステムエンジニアにおすすめの転職エージェント・サイト
ITコンサルタントやPM/PLへキャリアチェンジを考えているシステムエンジニアには、「レバテックキャリア」「ビズリーチ」「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめです。
レバテックキャリアはシステムエンジニア以外のIT・Web業界の求人も豊富で、エンジニアからPM/PL、ITコンサルタントへのキャリアチェンジを支援できるサポート体制も整っています。
ビズリーチはハイクラス向けの転職サービスで、年収の高いITコンサルタントやプロジェクトマネージャーの求人を多数取り扱っています。
リクルートダイレクトスカウトは企業やヘッドハンターからの直接スカウトが受けられるため、キャリアアップ志向の方におすすめです。
さらに、PM/PLやITコンサルタントへの転職は経験やスキルをしっかりアピールすることが重要なため、エージェントのサポートを活用することは大切なポイントといえるでしょう。
各サービスのおすすめ理由をまとめてみましたので、上手く強みやサポートを活用してみてください。
サービス名 | おすすめ理由 |
---|---|
レバテックキャリア | IT業界に特化し、エンジニアからPM/PL、ITコンサルへのキャリアアップを支援 |
ビズリーチ | ハイクラス向け転職エージェントで、高年収のITコンサルやPM案件が豊富 |
リクルートダイレクトスカウト | 企業やヘッドハンターからのスカウトが受けられ、キャリアアップの可能性が広がる |
特定のプログラミング言語・技術に特化した転職エージェント・サイト
特定のプログラミング言語・技術に特化した転職エージェント・サイトを探す際は、「ギークリー」「クラウドリンク」「ワークポート」がおすすめです。
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界向けの専門エージェントとして、JavaやPython、Goなどの言語に特化した求人を多数取り扱っています。
クラウドリンクはフルリモート案件に強く、AWSやクラウド技術を活かせる求人が豊富です。
ワークポートは幅広いプログラミング言語の案件を取り扱い、未経験者から経験者まで幅広くサポートしています。
特定のプログラミング言語・技術に特化した転職では、企業が求めるスキルセットにマッチすることが重要です。
担当のエージェントへ自身が得意とする言語や技術を伝えることで、希望の技術領域に強い求人を効率的に探せることでしょう。
サービス名 | おすすめ理由 |
---|---|
ギークリー | Java、Python、Goなどのプログラミング言語に特化した求人が多数 |
クラウドリンク | AWSやクラウド技術を活かせるフルリモート案件が豊富 |
ワークポート | 幅広いプログラミング言語の求人を保有し、未経験者から経験者まで対応 |
SIerからWeb系への転職に強い転職エージェント・サイト
SIerからWeb系への転職に強い転職エージェント・サイトとしては、「レバテックキャリア」「ウィルオブテック」「マイナビITエージェント」がおすすめです。
レバテックキャリアはWeb系開発に特化した求人が豊富で、フロントエンド・バックエンドの求人をバランスよく取り扱っています。
ウィルオブテックは幅広いエンジニア向けの求人があり、キャリアチェンジを目指すSIer出身者向けのサポートも充実。
マイナビITエージェントは、大手Webサービス企業の求人を多数保有し、未経験の技術領域への転職も支援してくれます。
SIerからWeb系への転職は、開発手法や技術スタックの違いを理解することが重要です。
SIerとWeb系では求められるスキルや開発スタイルが異なるため、適切なエージェントを活用することが成功のカギといえるでしょう。
サービス名 | おすすめ理由 |
---|---|
レバテックキャリア | Web系開発に特化し、フロントエンド・バックエンドの求人が豊富 |
ウィルオブテック | SIerからWeb系へキャリアチェンジするエンジニア向けのサポートが充実 |
マイナビITエージェント | 大手Webサービス企業の求人を多数保有し、未経験領域への転職支援も実施 |
システムエンジニアが転職エージェント・サイトを利用するメリット
システムエンジニアが転職エージェントを利用する際のメリットについて解説していきます。
順番に解説するので参考にしてみてください。
システムエンジニアとしての市場価値を把握できる
転職エージェントを利用することで、システムエンジニアとしての自分の市場価値を把握できます。
エージェントは日々多くの企業の採用情報を扱っており、どのスキルや経験が評価されるか熟知しているからです。
たとえば、レバテックキャリアでは職種ごとの市場価値を基に、適正な年収を提示してくれます。
年収診断ツールなども提供されており、転職前に現在の自分の価値を知ることができます。
さらに、企業の評価基準や競争率の高いスキルなどの情報も得られるため、今後のキャリア形成にも役立つことでしょう。
スキルやキャリアに合った求人を提案してもらえる
転職エージェントを活用することで、自分のスキルやキャリアに最適な求人を見つけられます。
求職者のシステムエンジニアとしての経験・スキルを詳細にヒアリングし、それに基づいた求人を提案してくれるからです。
たとえば、ワークポートでは11万件以上(※2025年2月22日時点)の求人を保有しており、システムエンジニア向けの案件も豊富にあります。
非公開求人も多いため、転職サイトだけでは見つけられない優良案件を紹介してもらえます。
リモートワーク可能な求人やフルフレックスの案件など、ライフスタイルに合わせた提案も可能なので、希望する方は担当者へ質問してみてください。
経験が浅いシステムエンジニアでもチャンスが広がる
経験が浅いシステムエンジニアでも転職エージェントを活用することで、未経験OKの求人に出会えます。
未経験者や経験の浅いエンジニア向けの求人情報も多く持っており、あなたの適正を見極めたうえで提案してくれるからです。
具体的には、ワークポートが運営する「みんスク」は、無料でエンジニアスクールを提供し、未経験からの転職をサポートしています。
面接対策はもちろん、システムエンジニアに必要となるポートフォリオの作成支援も受けられるため、ぜひ活用してみてください。
転職後のフォローもしてもらえる
転職エージェントを利用すると、転職後もフォローを受けられるメリットがあります。
ほとんどのサービスで転職後の定着率を重視していて、入社後の相談やキャリアアップ支援を提供しています。
実際、レバテックキャリアでは、転職後のキャリア支援サービスを提供しており、今後のスキルアップの方向性についても相談可能です。
また、クラウドリンクでは転職後のミスマッチを防ぐために、就業後のアフターフォローを行っています。
転職後の職場が合わなかったらどうしようと不安なシステムエンジニアは、転職エージェントのサポートを頼ってみてください。
システムエンジニアが転職エージェント・サイトを利用するデメリット
システムエンジニアが転職エージェントを利用する際のデメリットについて解説していきます。
順番に解説するので参考にしてみてください。
担当者が知識不足な場合がある
転職エージェントの担当者によっては、システムエンジニア業界の知識が不足している場合もあるので注意しましょう。
IT業界以外の担当経験しかないケースや、新人のキャリアアドバイザーが担当することもあります。
わかりやすいところでいうと、「IT業界特化のエージェント」と「総合型のエージェント」では、技術的な知識に大きな差があったりします。
ウィルオブテックやギークリーのようなIT業界専門エージェントなら、技術トレンドや職種ごとの適性を理解しているため、的確なアドバイスが期待できることでしょう。
転職後のキャリアパスに関するアドバイスに関しても、業界知識のあるエージェントとそうでないエージェントでは異なります。
「IT業界特化のエージェント」と「総合型のエージェント」の両方へ登録してみて、担当者のアドバイスを比較してみるとわかりやすいでしょう。
地方の求人が少ないケースもある
システムエンジニア向けの転職エージェントや転職サイトを利用する中で、地方の求人が少ないケースもあります。
都市部に焦点を当てているサービスが多く、地方の求人案件は限定的になることがあるからです。
解決策として、Remogu(リモグ)キャリアのようにリモートワーク求人専門のエージェントを利用すれば、地方でも働ける案件が見つかりやすいです。
地方への転職を考えている場合は、Remogu(リモグ)キャリアの公式サイトをチェックしてみてください。
スカウトメールや連絡が多すぎて負担となる場合がある
転職エージェントを複数利用すると、スカウトメールや連絡が多すぎて負担に感じる場合もあるので注意してください。
リクルートダイレクトスカウトやビズリーチのようなスカウト型の転職サイトでは、企業やエージェントからのオファーが大量に届くことがあり、自分に合わない案件のメールが増えることもあります。
担当者によっては、一度断っても別の案件を何度も紹介してくる場合もあるので、「必要ないから辞めてほしい」と、ハッキリと断ることも大切です。
スカウトメールに関しては、公式サイト上で通知設定のオンオフをコントロールできたりするので、必要ない場合は通知オフにしておきましょう。
システムエンジニアが転職エージェントを選ぶ際のポイント
システムエンジニアが転職エージェントを選ぶ際に重要なポイントについて解説していきます。
順番に解説するので参考にしてみてください。
IT業界特化型か総合型かを見極める
転職エージェントを選ぶ際は、「IT業界特化型」か「総合型」かを見極めていきましょう。
IT業界特化型エージェントは業界事情に精通しておりシステムエンジニアの求人案件も豊富なので、求人希望者のスキルやキャリアにマッチした求人を紹介しやすいからです。
一方、総合型エージェントは幅広い業界の求人を扱っているため、選択肢は豊富ですが、特化していない分、IT業界事情に詳しくないことも。
IT業界特化型エージェントの「レバテックキャリア」や「ギークリー」では、システムエンジニア向けの求人も豊富に取り揃えられています。
さらに、IT業界特化型エージェントでは、技術的なスキルや業界の最新動向を熟知したアドバイザーが担当するため、専門的なアドバイスを受けやすいというメリットもあります。
一方、「リクルートエージェント」や「マイナビAGENT」といった総合型エージェントでは、エンジニア以外の職種も幅広くカバーしていますが、システムエンジニアに特化したサポートを期待するのは難しいです。
IT業界以外への転職も選択肢に含めるなら総合型、システムエンジニアやIT業界に関わると決めているならIT業界特化型をおすすめします。
公開求人・非公開求人のバランスを確認する
転職エージェントを選ぶ際は、「公開求人」と「非公開求人」のバランスを確認していきましょう。
非公開求人には、一般に公開されていない優良案件が含まれていることも多く、システムエンジニアの求人にも同じことが言えます。
たとえば「社内SE転職ナビ」の場合は非公開求人が全体の70%と多く、システムエンジニア向けの高待遇な案件紹介を期待できます。
非公開求人の中には、大手企業の求人や、エージェント経由でのみ応募できる独自案件も多く含まれているので、希望者は登録を検討してみてください。
担当者のサポート体制をチェックする
転職エージェントの担当者のサポート体制を確認していきましょう。
どれぐらいサポートしてくれるかによって、あなたの転職の成功率が大きく左右されるからです。
たとえば、ワークポートでは「転職コンシェルジュ」という専門アドバイザーがつき、転職活動全般をサポートしてくれます。
他にもキッカケエージェントの場合、エンジニア特化のコンサルタントがマンツーマンで対応し、応募書類の添削や面接対策をサポート。
さらに、エージェントによっては、定期的なキャリア面談や、転職後のフォローまで行っているところも少なくありません。
各サービスのサポート体制を確認後、自分の希望する内容を提供している転職エージェントへの登録を検討してみてください。
実績や口コミを調べる
転職エージェントを選ぶ際には、実績や口コミも確認していきましょう。
公式サイト上に多くの転職成功事例を掲載していれば、安心して申し込みできる人も多いでしょう。
具体例として、レバテックキャリアは「ITエンジニアが選ぶ転職エージェントNo.1(※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2021年1月期_サービスの比較印象調査)」に選ばれた実績を持っています。
他にも、ワークポートは20年以上の歴史があり、公式サイト上には多くの転職支援実績が掲載されています。
また、「みん評」のような口コミサイトやSNSでの評判を確認すると、実際の利用者の体験談が参考になっておすすめです。
様々な視点から実績や口コミをチェックし、あなたにマッチしているサービスを探していきましょう。
リモートワークの求人を探している場合は対応状況をチェックする
リモートワークの求人を探している場合は、対応している求人案件やサポートがあるかをチェックしていきましょう。
サービスによっては、リモートワーク案件の取り扱いが少ない場合もあります。
たとえば、「Remogu(リモグ)キャリア」や「クラウドリンク」はフルリモート案件を多く取り扱っており、リモートワークを希望するシステムエンジニアにおすすめ。
また、フレックス勤務も希望している場合は、企業のフレックスタイム制度の有無や、勤務スタイルの柔軟性についても確認しておくことをおすすめします。
システムエンジニアが転職時に役立つ資格やスキルの一覧表
当編集部では、システムエンジニアが転職時に役立つ資格やスキルについて、以下4つの観点から10点満点評価した一覧表として作成しました。
- 実務での即戦力性(業務で直結するか)
- 転職市場での評価の高さ(企業がどれだけ評価するか)
- 将来性・汎用性(長期的に活用できるか)
- 習得難易度(低いほど高得点)
社会情勢、業界事情、あなたの得意とする部分によっても重要度は左右するでしょうが、スキルアップを考える際の参考材料のひとつとなれば幸いです。
以下、一覧表を紹介していきますので、興味がある方はチェックしてみてください。
資格・スキル名 | 即戦力性 | 市場評価 | 将来性 | 習得難易度 | 合計(40点満点) |
---|---|---|---|---|---|
Git/GitHubスキル | 9 | 9 | 10 | 10 | 38 |
Javaプログラミング | 9 | 9 | 8 | 7 | 33 |
Pythonプログラミング | 8 | 8 | 9 | 8 | 33 |
AWS認定ソリューションアーキテクト | 8 | 10 | 9 | 5 | 32 |
React(フロントエンド開発) | 9 | 9 | 8 | 6 | 32 |
SQL・DB設計(MySQLなど) | 8 | 8 | 8 | 8 | 32 |
アジャイル・スクラムの理解 | 7 | 8 | 9 | 8 | 32 |
DevOpsツール(CI/CD、Terraform等) | 8 | 9 | 9 | 5 | 31 |
基本情報技術者試験(FE) | 6 | 7 | 8 | 9 | 30 |
応用情報技術者試験(AP) | 7 | 8 | 8 | 7 | 30 |
プロジェクトマネジメント(PMPなど) | 7 | 10 | 9 | 4 | 30 |
セキュリティ知識(情報処理安全確保士) | 7 | 9 | 9 | 5 | 30 |
Azure認定資格 | 7 | 8 | 8 | 6 | 29 |
PHPプログラミング | 7 | 7 | 6 | 8 | 28 |
CCNA(ネットワーク系) | 6 | 7 | 7 | 6 | 26 |

もし、特にこだわりがない場合は「即戦力性や将来性を意識したスキル」を選んでみてはいかがでしょうか。
スキルの種類によって評価される観点や年収アップの可能性に違いがあるからです。
具体例として、「Git/GitHub」は汎用性・即戦力性ともに非常に高いスキルとしておすすめです。
2025年現在、ほとんどの開発現場で利用されており、持っていて当然とされるケースも少なくありません。
また、習得難易度の高い資格やスキルほど他の求職者との差別化につながるため、戦略的に取得することで有利に働きます。
たとえば上記の表の中からだと「AWS認定」や「React」といった技術が挙げられます。
求人市場において希少性や需要が高い傾向となっていて、年収アップを狙いやすいスキルといえるでしょう。
若手エンジニアがポテンシャルをアピールする上でおすすめなのは、「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」あたりですね。
取得までの手間と費用がかかりにくく、コスパの点でおすすめの資格です。
あなたの転職目的やキャリアフェーズに応じて、企業側から評価されやすいスキル・資格を選んでいきましょう。
システムエンジニアの転職エージェント・サイト利用に関するよくある質問
最後にシステムエンジニアが転職エージェント・サイトを利用する際によくある質問について紹介します。
気になる点があれば、リンクをタップしてお進みください。
面接が苦手なのですが、エージェントはサポートしてくれますか?
転職エージェントは面接対策のサポートを提供しているため、面接が苦手な方は積極的に相談してみてください。
システムエンジニアに強い転職エージェントであれば、企業の採用基準を熟知しており、応募企業ごとの面接対策を行っていておすすめです。
「社内SE転職」では、社内SEに特化した模擬面接を実施し、よく聞かれる質問や適切な回答例を提供できます。
ワークポートでは、転職コンシェルジュが応募企業ごとの面接傾向を分析し、事前に対策を練ることが可能です。
サービスによっては、企業ごとの「過去の質問リスト」や「評価ポイント」を共有し、面接の通過率を高めるサポートしてくれるのでチェックしてみてください。
また、オンライン面接の練習を希望する場合は、対応可能なサービスを選んでいきましょう。
面接に不安がある方は、担当者にその旨をハッキリと伝えて、自己分析を細かく行うことで、より良い状態で面接へ挑めることでしょう。
40代・50代のシステムエンジニアでも転職エージェントを利用できますか?
40代・50代のシステムエンジニアでも転職エージェントを利用できますので、希望の方は検討してみてください。
経験豊富なシステムエンジニアの需要は依然として高く、特にマネジメント経験や専門スキルを持つエンジニア希望の企業は多いです。
たとえば、「ビズリーチ」や「リクルートダイレクトスカウト」のようなハイクラス向けのエージェントでは、40代・50代向けの管理職や技術責任者の求人が豊富にあります。
レバテックキャリアでは、シニアエンジニア向けの高単価案件や、技術顧問・アーキテクトポジションの求人を紹介しています。
40代・50代の転職では、年収や役職以外に、企業側の求める業務内容のマッチングも重要です。
そのため、システムエンジニアの業界事情に精通している転職エージェントへ相談することで、積極的に企業研究へ取り組むことをおすすめします。
なかには「UZUZ」のように、若手向けの求人が多いサービスもあるため、40代以上の自分にマッチしているサービスかどうかを確認していきましょう。
スカウト型の転職サイトと転職エージェントはどちらがいいですか?
どちらが良いかはシステムエンジニアとしての転職の目的や状況によって変化します。
スカウト型の転職サイトと転職エージェントでは、求人の探し方やサポートの仕組みが異なるため、それぞれの特性を理解した上で利用することが重要だからです。
たとえば、「ビズリーチ」や「リクルートダイレクトスカウト」のようなスカウト型転職サイトでは、企業やヘッドハンターからの直接オファーを受け取ることができます。
ハイクラス向けの求人を数多く取り扱っていることから、年収600万円以上のハイクラス転職を目指すシステムエンジニアにおすすめです。
ただし、スカウト型転職サイトは企業側からのアプローチやヘッドハンティングが中心となっています。
そのため、自分から積極的に応募する必要がなく、現在の市場価値を把握しやすいメリットがあります。
一方で、レバテックキャリアやワークポートといった転職エージェントは、キャリアアドバイザーが個別に転職活動をサポート。
適性に合った求人を紹介してくれるため、未経験やスキルアップを目的とした転職にもおすすめです。
履歴書の添削や面接対策、年収交渉などのサポートが手厚く、転職活動をスムーズに進めやすい点は、転職エージェントならではのメリットといえるでしょう。
ちなみに、スカウト型エージェントを利用すると、企業側の選考基準によってはスカウトが少ない場合もあるので注意してください。
上記理由から、ハイクラス転職や市場価値の確認が目的ならスカウト型、サポートを受けながら確実に転職を進めたいなら通常のエージェントを利用するのがおすすめです。
どちらか一方ではなく、目的に応じて両方を併用するのも良いでしょう。